人生を彩る本棚

【発表】10代が選ぶ海外文学大賞2026

「10代が選ぶ海外文学大賞」をご存じですか?もっと10代のみなさんに海外文学を!だって、面白い作品がたくさんあるから!!そんな思いではじまった文学大賞。

一次投票は、推薦作品募集で10代のための海外文学を応援したい方なら、誰でも参加OK!そして二次投票は、10代の方なら、誰でも参加OK!第1回目は2025年で、今回で2回目というまだ新しい文学賞。子どもだけでなく大人も惹きつける海外文学を読んであなたの世界をもっと広げてみませんか?

さて、2026年はどんな作品が受賞したのでしょうか?ノミネート作品や選考委員の推薦本もご紹介します。

*「10代が選ぶ海外文学大賞」の詳細や選考に関してはこちらをご覧ください(「10代が選ぶ海外文学大賞」公式ページにリンクします)

大賞

『森のユキヒョウ』
C.C.ハリントン作・中野怜奈 訳 / 岩波書店

吃音がありうまく話せないマギーが太古の森で出会ったのは捨てられたユキヒョウの子。心を通わせたその命と森に、破壊の危機が迫ります。「守りたい」と声をあげる少女の勇気に胸が熱くなる、美しい一冊。
みんなの感想はこちら(「10代が選ぶ海外文学大賞」公式ページにリンクします)

森のユキヒョウ

C.C.ハリントン(作),中野怜奈(訳)

岩波書店

ISBN: 9784001164312

特別賞

『こうしてぼくはスパイになった』
デボラ・ホプキンソン作 服部京子 訳 /東京創元社

空襲下のロンドン。13歳のバーティが拾ったのは、女性スパイ訓練生の暗号ノートだった。持ち主は行方不明に。愛犬ルーと仲間たちが謎に挑む、勇気とドキドキの冒険ミステリ!暗号を一緒に解きたくなる一冊です。
みんなの感想はこちら(「10代が選ぶ海外文学大賞」公式ページにリンクします)

こうしてぼくはスパイになった

デボラ・ホプキンソン(著),服部京子(訳)

東京創元社

ISBN: 9784488011482

ノミネート作品 + 選考委員の推薦本

ノミネート作も見逃せません!世の中にはもっとたくさん10代のころに読んでおきたいと思える海外文学があります。みなさんの推薦で選ばれた作品と、選考委員それぞれが無記名であげた推薦本をご紹介します。

★ノミネート作品

『FREE:歴史の終わりで大人になる』レア・イピ作 山田文 訳/勁草書房

自由ってなに? スターリン像を抱きしめた少女は、1990年、社会主義アルバニアの崩壊に立ち会う。市場開放、ねずみ講の破綻、暴動、そして明かされる家族の秘密。ある世代の希望が別の世代の幻滅へと変わる瞬間を、LSE政治理論教授が哲学的に綴る自伝。オンダーチェ賞受賞作。
みんなの感想はこちら(「10代が選ぶ海外文学大賞」公式ページにリンクします)

FREE 歴史の終わりで大人になる

レア・イピ(著),山田文(訳)

勁草書房

ISBN: 9784326852048

『あいだのわたしたち』ユリア・ラビノヴィチ作 細井直子 訳 /岩波書店

難民滞在施設を出て親友の家で暮らし始めたマディーナ。パパは音信不通、ママはうつ、医者の夢を抱えつつ家族を支える中、外国人への冷たい視線も強まる。難民一家の日常を描く『あいだのわたし』続編。
みんなの感想はこちら(「10代が選ぶ海外文学大賞」公式ページにリンクします)

あいだのわたしたち

ユリア・ラビノヴィチ(作),細井直子(訳)

岩波書店

ISBN: 9784001164305

『さあ目をとじて、かわいい子』サリー・ニコルズ作 杉本詠美 訳 /偕成社

5歳で保護されてからずっと、いろいろな家を転々としてきたオリヴィア。彼女にとって16番目の家となるその屋敷には、400人の赤ん坊を殺した老女の幽霊がいるという。「信じなくていい。でも本当の話」と語る少女が感じた気配は、幽霊か、心の傷か。胸をざわつかせる問題作。
みんなの感想はこちら(「10代が選ぶ海外文学大賞」公式ページにリンクします)

さあ目をとじて、かわいい子

サリー・ニコルズ(作),杉本詠美(訳)

偕成社

ISBN: 9784037280505

『そして砂漠は消える』マリー・パヴレンコ作 河野万里子 訳 /静山社

砂漠に飲みこまれた世界で、木を狩るのは男の仕事。その掟を破り、12歳のサマァはたった一人で旅立った。「わたしはハンターになる!」孤独な闘いの果てに待つ、命と希望との出会いとは。サン=テグジュベリ賞受賞作。
みんなの感想はこちら(「10代が選ぶ海外文学大賞」公式ページにリンクします)

そして砂漠は消える

マリー・パヴレンコ(作),河野万里子(訳)

静山社

ISBN: 9784863897915

『トビウオの声を聞いた日 ギリシャの海とエレナの秘密』マイケル・モーパーゴ作 佐藤見果夢 訳 /評論社

大好きなエレナおばちゃんに会いに、神々と英雄の国ギリシャ・イサカ島へ旅したナンディ。ところが、おばちゃんは行方不明に。そこへ不思議なトビウオが話しかけてきて…?おばちゃんの大きな秘密とは。ワクワクの冒険の始まりです。
みんなの感想はこちら(「10代が選ぶ海外文学大賞」公式ページにリンクします)

トビウオの声を聞いた日 ギリシャの海とエレナの秘密

マイケル・モーパーゴ(作),佐藤見果夢(訳)

評論社

ISBN: 9784566014749

★選考委員の推薦本

タイトル編著者/訳者出版社ISBN書籍情報
『クローバー』ナ・ヘリム作
     キム・キョンスク訳
講談社9784065392553   詳細
『男の皮の物語』ユベール作
     ザンジム絵
     井田海帆 訳
サウザンブックス社9784909125668   詳細
『崖の上のヒバリたち』シヴォーン・ダウド作
     エマ・ショード絵
     宮坂宏美 訳
東京創元社9784488011550   詳細
『サヨナラは言わない』アントニオ・カルモア作
     加藤かおり 訳
小学館9784092906815   詳細
タイトル編著者/訳者出版社ISBN書籍情報
『シリアの秘密の図書館』ワファ―・タルノーフスカ作
     ヴァリ・ミンツィ絵
     原田勝 訳
くもん出版9784774338538詳細
『相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言』ジェニファー・リン・バーンズ作
     代田亜香子 訳
マガジンハウス(発売)
     日之出出版(発行)
9784838733408   詳細
『ランドリーの迷子たち』シャネル・ミラー作
     ないとうふみこ訳
ほるぷ出版9784593105496   詳細
『それからぼくはひとりで歩く』アリシア・モリーナ作
     犬吠徒歩 絵
     星野由美 訳
ほるぷ出版9784593105342   詳細
タイトル編著者/訳者出版社ISBN書籍情報
『ペンツベルクの夜』キルステン・ボイエ作
     木本栄 訳
静山社9784863897748   詳細
『ヨークシャーの丘の幽霊』マーカス・セジウィック作
     野沢佳織 訳
徳間書店9784198660222   詳細
『屋根の上のソフィー』キャサリン・ランデル作
     佐藤志敦 訳
岩波書店9784001160550   詳細
『夜明けまでに誰かが』ホリー・ジャクソン作
     服部京子 訳
東京創元社9784488135096   詳細
タイトル編著者/訳者出版社ISBN書籍情報
『チーム・テスならだいじょうぶ』カービー・ラーソン/
     クイン・ワイアット作
     杉田七重 訳
鈴木出版9784790234463   詳細
『バベル   オックスフォード翻訳家革命秘史』上R・F・クァン作
     古沢嘉通 訳
東京創元社9784488016913   詳細
『バベル   オックスフォード翻訳家革命秘史』下R・F・クァン作
     古沢嘉通 訳
東京創元社9784488016920   詳細
『ビスケット』キム・ソンミ作
     矢島暁子 訳
飛鳥新社9784868010869   詳細

2026年11月4日 更新

記事をシェアする

「文芸」に関連する

ピックアップ

「文芸」に関連する

わたしの本棚

「文芸」に関連する

人生を彩る本棚

「文芸」に関連する

めくる塾