「今、改めて読みたい!ファンタジー小説 国内編」アンケート募集中!
ファンタジー小説、と聞いたとき皆様はどんな物語を思い浮かべますか?現実とは全く違う世界の話なのになぜか胸が熱くなる、登場人物とともに笑い、時に涙する体験からは、読書の喜びを丸ごと享受することができます。
長年にわたって愛されてきた、国産ファンタジーの金字塔とも言える作品の多くは、文庫版・新装版の形をとり、今も書店で出会うことができます。文字を追う目が、ページをめくる手が止まらず、夢中になって読み耽った大切な1冊は何でしたか。あなたが今、改めて読みたいファンタジー小説を教えてください。
アンケートにご回答いただきますと、お礼としてクラブ三省堂ポイント10ptをプレゼント致します。
受付期間:2026年9月4日(金)~9月23日(水祝)23:59
投稿いただいた内容は、三省堂書店のオウンドメディア「つながる本棚」、三省堂書店公式Xでのご紹介、店頭での展開に活用させていただく場合がございます。
皆様の「この物語はもっと読まれてほしい!もう一度読みたい!」を届けてください!たくさんのご投稿お待ちしております。
※何作品・何度でも投稿いただけますが、10ptのプレゼントはクラブ三省堂会員様おひとりにつき1回限りです。
※10ptのプレゼントは10月上旬を予定しています。
※クラブ三省堂会員様でなくとも投稿いただけますが、クラブ三省堂会員IDをご入力いただきますと10ptプレゼント致しますので、まだ入会されていない方はぜひこの機会にご入会ください。
三省堂書店スタッフのおすすめファンタジー小説の一部をご紹介。そういえばあの頃夢中になって読んだ、友だちと語り合った懐かしのシリーズなど豊かな読書体験を呼び起こすきっかけになれましたら幸いです。アンケートとあわせてぜひご覧ください。
■ 銀河英雄伝説(1982年~1989年完結)
言わずと知れた”スペースオペラ”。絶対的な善悪を置かない多角的な国家・政治描写や、個性的な登場人物が織りなす群像劇の手法を確立しました。ジュブナイルと大人向け小説の橋渡しとなり、現代のライトノベルの原点を築いた巨編です。あとにご紹介する「十二国記」の着想のきっかけにもなったのだとか。藤崎竜によるコミカライズも記憶に新しいですね。
銀河系に一大王朝を築きあげた帝国と、民主主義を掲げる自由惑星同盟が繰り広げる飽くなき闘争のなか、若き帝国の将“常勝の天才”ラインハルト・フォン・ローエングラムと、同盟が誇る不世出の軍略家“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリーは相まみえた。この2人の智将の邂逅が、のちに銀河系の命運を大きく揺るがすことになる。日本SF史に名を刻む壮大な宇宙叙事詩。
■アルスラーン戦記(1986年~2017年完結)
国を追われた若く未熟な王太子アルスラーンが、規格外に頼もしい仲間とともに国を奪還する壮大な成長物語。中世ペルシア風の世界観を下敷きに、『良き王とは?』『国を導くとは?』といった社会課題を織り交ぜながら物語は進んでいきます。荒川弘によるコミカライズやアニメで知ったという方も多いことでしょう。文庫版では山田章博が装画を務めています。
猛勇なる騎士軍団を誇り、不敗の国王が君臨するパルス王国。蛮族ルシタニアとの戦いでも、その勝利を疑う者はなかっ た。だが、味方の裏切りから軍団は、一日にして崩壊。王国は滅亡してしまう。からくも生き残った王太子アルスラーンは、勇者ダリューンや軍師ナルサスらとともに故国奪還を目指す が……。壮大な歴史ファンタジー・シリーズ第一弾!解説:上橋菜穂子
■デルフィニア戦記(1993年~1998年完結)
玉座を追われた『放浪の王ウォル』と異郷より舞い降りた『絶世の美少女で無双の戦士リィ』
玉座と王国をめぐる度重なる戦争・裏切りに謀略…、様々な困難に“同盟者”二人が立ち向かう冒険譚。
一癖も二癖もあるキャラクターたちが続々登場!生き生きと輝くキャラクターたちが紡ぎだす物語はもはや伝説級。
この沼は相当深いですが、後悔させません。中公文庫にて新装版が刊行中です。
やがて「獅子王」と呼ばれる漂泊の戦士と「姫将軍」と呼ばれることとなる異世界の少女。アベルドルン大陸を震撼させる二人の冒険譚が、はじまる。
■ロードス島戦記(1988年~1993年完結)
TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)のリプレイ記事として始まり、書籍、アニメ、ゲーム など多数のメディアミックスで人気を博してきました。王道のハイファンタジーとして、後世のRPGやライトノベルに決定的な影響を与えた、冒険のロマンが詰まった大作です。本編は全7巻で完結していますが、以降も続編や関連作品が発表されています。
日本ファンタジーの金字塔が、25年の時を経て大幅加筆原稿で新生!魔神戦争から30年、呪われた島ロードスに再び戦火の影が落ちる。武者修行の旅に出たパーンは、エルフのディードリット、魔術師スレインら仲間たちと試練を乗り越えていく。いつしか戦争を操る魔女の存在を知る。
■勾玉三部作(1988年~1996年完結)
3作からなる、和風ファンタジーの最高峰。『空色勾玉』では神話の時代を瑞々しく描き、『白鳥異伝』ではヤマトタケル伝説を下敷きに、『薄紅天女』では平安初期を舞台に展開。史実や神話のモチーフを取り入れながら、まったく新しい壮大な物語へと昇華させています。美しい情景描写と、立場や宿命に引き裂かれながらも強く惹かれ合うロマンスは多くの少女たちを魅了してきました。
佐竹美保装画・口絵による新装版!〈輝〉の大御神の双子の御子と、〈闇〉の氏族とが激しく争う戦乱の世。〈輝〉の御子に憧れる十五歳の村娘狭也は、訪れた〈闇〉の氏族に、空色の勾玉を手渡される。神々が地上を歩いていた古代の日本を舞台に、絢爛豪華に織りあげられた、日本のファンタジーの金字塔。
■十二国記(1991年~)
我々の棲む世界と、異世界〈十二国〉とを舞台に繰り広げられる壮大な物語。気候、慣習、政治体制などが異なるそれぞれの国で、懸命に生きる市井の民、政変に翻弄される王、理想に燃える官史などが、丹念に綴られています。2002年にNHKでアニメ化されたことでも人気を加速させました。今年2026年9月最新刊『幽冥の岸』が発売予定、ますます盛り上がりを見せています。『幽冥の岸』発売記念 十二国記アンケート
「お捜し申し上げました」──女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨(さまよ)う陽子は、出会う者に裏切られ、異形(いぎょう)の獣には襲われる。なぜ異邦(ここ)へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤(どとう)のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸(ほとばし)る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。
■守り人シリーズ(1996年~2018年完結)
著者の上橋菜穂子は文化人類学者でもあると聞き、おおいに納得の圧倒的な世界観が魅力。国家の陰謀や自然の摂理に直面しながらも、人を守り抜く大人たちの美学と少女・少年の成長を描いた、子どもから大人まで深く心を揺さぶられる大作です。ファンタジー小説にして、主人公が少年少女ではなく、大人の女性であることも新鮮でした。架空の食べ物なのに食事の描写がおいしそうなこともおすすめポイントです。
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。
■彩雲国物語(2003年~2011年完結)
中華風ファンタジーの代表作といえばこちらは外せません。女性初の官吏を目指し奮闘する主人公。幾多の困難に立ち向かい、自らの道を開く力強いサクセスストーリーです。魅力的な男性陣との甘く切ない(?)恋愛模様はもちろん、緻密に組み上げられた宮廷政治の謀略劇も読みごたえ抜群。角川ビーンズ文庫版の絵をよく覚えているという方も多いでしょう。
貧乏お嬢様の新しいお仕事は、王様の教育係!?世渡り下手の父のせいで彩雲国屈指の名門ながら、どん底に貧乏な紅家のお嬢様・秀麗。彼女に与えられた大仕事は、貴妃となってダメ王様を再教育することだった……少女小説の金字塔登場!
■『図書館の魔女』シリーズ(2013年~)
高密度の世界観と圧倒的な文章美。膨大な知識と緻密な対話によって紐解かれる政治劇や言語の謎は重厚感に溢れ、知的興奮を誘います。山育ちの少年と、声を持たぬ魔女、二人の関係性に心揺さぶられる重厚で美しい物語です。シリーズ続刊最新刊は2025年10月刊の『図書館の魔女 霆ける塔』。2026年9月よりモーニングtwoにて漫画化、連載がスタートしました。(他社サイトに遷移します)
鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女(ソルシエール)」マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。超弩級異世界ファンタジー全四巻、ここに始まる!
■『八咫烏』シリーズ(2014年~)
NHKでのアニメ化が記憶に新しい人気作。平安王朝風のみやびな世界観で繰り広げられるのは、華やかな後宮劇や手に汗握る政治の謀略劇。巻ごとに語り手やジャンルが変貌し、周到に仕掛けられた伏線が一気に回収される快感は圧巻です。癖のあるキャラクターたちの信念と絆、そして読者の予測を鮮やかに裏切る展開から目が離せません。最新刊は『亡霊の烏』(2025年3月刊)
人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の后候補。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり…。史上最年少松本清張賞受賞作。
2026年9月4日 更新