
デビュー以来、緻密なストーリー構成、理系知識を活かした独自のトリック、そして人間の複雑な感情を描き出す心理描写で、幅広い層の読者から絶大な支持を集めてきた東野圭吾さん。その中でも「探偵ガリレオ」シリーズと並び特に人気のあった「加賀恭一郎」シリーズの『あなたが誰かを殺した』が文庫化しました!
2026年8月12日文庫発売!『あなたが誰かを殺した』
★加賀恭一郎シリーズ
作家デビュー2作目として1986年に刊行された『卒業』よりスタート。1作目では学生だった加賀恭一郎は2作目以降刑事となり、難事件を解決していきます。単なる事件解決の面白さにとどまらず、洞察力で真相に近づき、人間の心や絆に深く踏み込むドラマ性が魅力。シリーズは『祈りの幕が下りる時』で一旦完結していますが、その後、続編・スピンオフとして『希望の糸』、『あなたが誰かを殺した』、『誰かが私を殺した(Audibleオリジナル作品)』が発表されています。
文庫『あなたが誰かを殺した』発売にあわせ、これまで出版されてきた「加賀恭一郎」シリーズを刊行順にご紹介します。これから読まれる方は、刊行順に読めばシリーズ全体の伏線回収まで楽しめ、物語に没入すること間違いありません。ぜひお手に取ってみてください。
『卒業』
7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か?心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?
『眠りの森』
青年刑事が追う踊り子の美しくも哀しい秘事華麗な舞を舞うバレエ団のプリマが正当防衛とはいえ、レッスン場に忍び込んだ男を殺害してしまった。捜査に当った青年刑事は次第にあるバレリーナに魅かれていく。
『どちらかが彼女を殺した』
容疑者は二人。東野圭吾がたどり着いた究極の「推理」小説。ーーー最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋所に勤務する兄・和泉康正は独自の”現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉薄する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の推理小説。
『悪意』
人はなぜ人を殺すのか。東野文学の最高峰。人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか 超一級のホワイダニット。
『私が彼を殺した』
全編、読者への挑戦状。不朽の傑作が新装版になって新登場この謎を解けるか?流行作家・穂高誠が、新進の女流詩人・神林美和子との結婚式当日に毒殺された。容疑者は3人。しかし3人が皆「私が彼を殺した」とつぶやく。はたして真相は…
『嘘をもうひとつだけ』
東野圭吾はミステリーをさらに掘り下げた!正直に生きていきたいと望んでいたのに、落とし穴にはまりこみ、思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。そして、それを隠すために、さらに新しい秘密を抱えこむ。
『赤い指』
「家族」の物語。犯罪を越えた本当の闇。この家に隠されている真実は彼らの手で解かれなければならない。ひとつの事件から見える家族の肖像。二日間の悪夢と孤独な愛情の物語。
『新参者』
日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。
『麒麟の翼』
「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。
『祈りの幕が下りる時』
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。
★加賀恭一郎シリーズ スピンオフ
『希望の糸』
小さな喫茶店を営む女性が殺された。加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。彼女の不可解な行動を調べると、ある少女の存在が浮上する。一方、金沢で一人の男性が息を引き取ろうとしていた。彼の遺言書には意外な人物の名前があった。彼女や彼が追い求めた希望とは何だったのか。
『誰かが私を殺した』(Audible オリジナル作品)
Audible完全オリジナル・東野圭吾初のオーディオブック作品として2024年7月より配信されています。
亡き夫の月命日、墓前で撃たれた「女帝」の魂が、加賀恭一郎らの捜査を見守りながら自らの死の真相を探る。恨みを買う存在だった彼女に、加賀は些細な手がかりから意外な真相へと迫っていく。
加賀恭一郎シリーズと同じく大人気だった「探偵ガリレオ」シリーズのご紹介ページはこちら
三省堂書店スタッフによる東野圭吾さんにまつわるエピソードや、両シリーズ以外の東野圭吾おすすめ作品もご紹介しています。ぜひあわせてお楽しみください。
2026年8月12日 更新