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第174回芥川賞・直木賞 候補作発表

第174回芥川賞・直木賞の選考委員会は2026年1月14日に開かれます。12月11日に候補作が発表されました。どんな作品が選ばれたのか早速見ていきましょう!

【第174回 芥川賞】候補作

候補者一覧 ※50音順( )は過去のノミネート回数

坂本湾(初)『BOXBOXBOXBOX』(文學界十二月号 掲載)

BOXBOXBOXBOX

坂本湾

河出書房新社

ISBN: 978-4-309-03246-7

鳥山まこと(初)『時の家』(群像八月号 掲載)

時の家

鳥山まこと

講談社

ISBN: 978-4-06-541227-5

畠山丑雄さんの「叫び」は新潮社より2026年1月14日に発売が決まっています。

候補者名よみがな候補作掲載誌月号
久栖博季(初)くず ひろき貝殻航路文學界十二月号
坂崎かおる(2)さかさき かおるへび文學界十月号
畠山丑雄(初)はたけやま うしお叫び新潮十二月号

【第174回 直木賞】候補作

候補者一覧 ※50音順( )は過去のノミネート回数

嶋津輝(2)『カフェーの帰り道』東京創元社

カフェーの帰り道

嶋津輝

東京創元社

ISBN: 978-4-488-02936-4

住田祐(初)『白鷺立つ』文藝春秋

白鷺立つ

住田祐

文藝春秋

ISBN: 978-4-16-392014-6

大門剛明(初)『神都の証人』講談社

神都の証人

大門剛明

講談社

ISBN: 978-4-06-539159-4

葉真中顕(初)『家族』文藝春秋

家族

葉真中顕

文藝春秋

ISBN: 978-4-16-392030-6

渡辺優(初)『女王様の電話番』集英社

女王様の電話番

渡辺優

集英社

ISBN: 978-4-08-770014-5

ところで芥川賞と直木賞ってどう違うの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。2つの文学賞を主催している日本文学振興会によると、芥川賞は「新進作家による純文学の中・短編作品のなかから、最も優秀な作品に贈られる賞」、直木賞は「新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)のなかから、最も優秀な作品に贈られる賞」だそうです。

今回は両賞とも初ノミネートが多く、まだ読んだことがない作家さんばかりという方も多いのではないでしょうか。なかでも坂本湾さん、住田祐さんは今年2025年の作家デビューです!新しい作品に出会いに、ぜひ店頭にもお越しください。

2025年12月12日 更新

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