2026年1月14日(水)に選考会が行われた第174回芥川賞・直木賞の選考結果をお知らせします。
★芥川賞:鳥山まこと著『時の家』(講談社)、畠山丑雄著『叫び』(新潮社)
2作品とも候補時は雑誌掲載でしたが、すでに単行本が発売になっております。いち早く読みたい、というお客様は下の作品リストから電子書籍も購入できますよ!
★直木賞:嶋津輝著『カフェーの帰り道』(東京創元社)
皆さま受賞おめでとうございます!
惜しくも受賞を逃した作品もたくさんの魅力が詰まっています。ぜひ店頭で気になる一冊を手に取ってみてください。
個人的一推しは冤罪と隠蔽をテーマにしたミステリ、大門剛明さん『神都の証人』です。昭和18年に端を発した冤罪事件を昭和・平成・令和と世代を超えて描いた、まるで大河小説のような重厚なミステリです。
以下、今回ノミネートされていた作品を一覧でご紹介いたします。

【第174回 芥川賞】候補作
候補者一覧 ※50音順( )は過去のノミネート回数
★鳥山まこと(初)『時の家』(群像八月号 掲載)
★畠山丑雄(初)『叫び』(新潮十二月号 掲載)
坂本湾(初)『BOXBOXBOXBOX』(文學界十二月号 掲載)
| 候補者名 | よみがな | 候補作 | 掲載誌 | 月号 |
|---|---|---|---|---|
| 久栖博季(初) | くず ひろき | 貝殻航路 | 文學界 | 十二月号 |
| 坂崎かおる(2) | さかさき かおる | へび | 文學界 | 十月号 |
【第174回 直木賞】候補作
候補者一覧 ※50音順( )は過去のノミネート回数
★嶋津輝(2)『カフェーの帰り道』東京創元社
住田祐(初)『白鷺立つ』文藝春秋
大門剛明(初)『神都の証人』講談社
葉真中顕(初)『家族』文藝春秋
渡辺優(初)『女王様の電話番』集英社
ところで芥川賞と直木賞ってどう違うの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。2つの文学賞を主催している日本文学振興会によると、芥川賞は「新進作家による純文学の中・短編作品のなかから、最も優秀な作品に贈られる賞」、直木賞は「新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)のなかから、最も優秀な作品に贈られる賞」だそうです。
今回は両賞とも初ノミネートが多く、まだ読んだことがない作家さんばかりという方も多いのではないでしょうか。なかでも坂本湾さん、住田祐さんは今年2025年の作家デビューです!新しい作品に出会いに、ぜひ店頭にもお越しください。
2026年1月30日 更新