ほっと一息つく…読むだけでほっとする…そういった本はたくさんあると思うんですが、では意外と「どうやったら、息が吐けるのか?」「息が吐ける環境ってどう作るのか?」と言うところにフォーカスってあまりしないですよね。息が吐ける環境って、身体の環境もそうですし、外的環境もあります。そもそも自分の呼吸ってどうなってるの?から始まって、呼吸を乱されないようにするためには?まで答えてくれる本を5冊選んでみました。
シンプルに長生きしたければ、これ!
『長生きしたければ呼吸数を減らしなさい』
「長生きしたければ〜」「〇〇したければ〜」のタイトルをたくさんみますが、拙著もその時流に乗って?こうしてみました。世の中色々なメソッドが氾濫している中で、伝えたいことはシンプルで毎日呼吸数を数えること。高齢者の寝ている間の呼吸数が1分間で〇〇回だったら早死にしてしまう!?と言う文献を見たところからスタートした本です。え?呼吸ってそんなところまで影響を及ぼしているの?と言う呼吸の効果を幅広くお伝えしつつ、まずは自分の状態を知ることができる1冊になっています。
ほっとひと息…たかが呼吸、されど呼吸で世界一周できる本
『BREATH: 呼吸の科学』
呼吸という当たり前すぎて素通りしてしまいそうな毎日2万回行っている動作だけで、世界1周できるような読み出したら止まらない1冊です。これまで数々の呼吸の専門家が現れては主張してきたことの共通点とは?昔の人は呼吸できていたのか?なぜ人間は口呼吸してしまうようになったのか?そういえばなぜ?の疑問を世界中を飛び回って著者が研究を重ねた「旅の記録」として読める小説のような呼吸本です。
親にも教わったことないし、学校でも習わない、「きほん」を教えてくれる一冊
『きほんの呼吸 横隔膜がきちんと動けば、ムダなく動ける体に変わる!』
前の2冊はどうして呼吸が大事なの?と言うことが「思ったよりも広い範囲で」わかるものだったんですが、「では、どうしたらいいの?」に実践方式で答えてくれるのが拙著です。「きほん」とある通り、最も簡単な呼吸から写真付きで解説があり、主婦の方からスポーツしている方までどなたでもできる「呼吸」と言う運動を伝えてくれている一冊です。うまく息が吐けるようになったら、付録の風船を膨らませて童心に帰るのもリラックスできますよ。
息を吐くように「無駄な時間」を捨てられる本
『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』
前の3冊で息が吐ける身体を手に入れたら、いよいよずっと息が吐ける環境の整備ですね。そしてまずは自分の置かれている環境の整備からですね。意外と僕自身、自分が頑張れば頑張るほど成果が得られる、と考えてしまいがちでしたがが、「努力のベクトル」の理論は非常に腑に落ちました。99%の無駄を捨てて、1%に持てる力を結集する、、、捨てるって実は息を吐くのと一緒なんだと気付かされる一冊です。僕自身この本を読んでからやるべきことのみに集中することができるようになって、人生が好転し始めました。
人って、なぜ?がわかると安心して息吐けますよね…
『なぜ人と組織は変われないのか ハーバード流 自己変革と理論の実践』
自分も息が吐けるようになって、自分が使う時間の無駄も削ぎ落としたらかなりいい状態になるんじゃないか?と思いきや、自分自身が身を置いている組織やコミュニティーが息が吐けていなかったら、常にストレスを受け続けてしまいますよね、、、仕事もそうですが家庭も一緒です。個人的には冒頭のインテリジェンスとは、物事を知っているかどうかではなく適応能力であるといった(僕自身がそう理解している)下りが衝撃的でした。息が吐けていないと適応ってできないよな、、、と思いつつ、実は変われない人や組織には、変わってしまうと困る「裏目的」があった、、、と言うのです。人って変わりたいと思っても変われない時があると思います。そんな時に「なぜ変われないのか?」って理解できるとものすごく安心して前を向けるようになる一冊です。
<息を吐くっって、単に空気を出すだけじゃない>ここまでの5冊を順番に読んでもらうと呼吸が大事ってわかる→息が実際に自分で吐ける→安全安心の環境を手に入れられる、と言う流れになっています。マズローの5段階欲求の一番下の段「安全・安心」は人間の生理的に重要な「副交感神経優位な状態」つまり息が吐けている状態なんです。世の中色々なテクニックや情報がある中で、「今日、息さえ吐けていれば大丈夫」と言う安全安心を手にしてもらうと、思ってもいなかった変化が身体だけじゃなくて自分自身が身を置いている環境にも変化があるかもしれません。たかが呼吸、されど呼吸です。1日2万回も行われている欠かすことのできない呼吸をぜひ味方につけていただければ幸いです。
2026年5月14日 更新