




モヤモヤの正体は、“自分の気持ちがわからない”ことかもしれません。 そんなとき、心の奥にある本音をやさしく見つけてくれる本に出会うと、人生が軽くなる。 本記事では、ファッションエディター昼田祥子さんが本音に気づくための6冊をご紹介します。
「本当はどうしたい?」と自分に聞いても、わからないとき。 私たちはつい、誰かの正解に頼ったり、他人の期待で生きてしまいがちです。 でも、自分の中に“答え”が見つかると、驚くほど選択がラクになる。 本音に気づけば、人生はもっと自由で、軽やかになる。 そんな気づきをくれる6冊をご紹介します。
『心のモヤモヤを書いて消す マインドフルネス・ノート』木蔵シャフェ君子、荻野 淳也/日本能率協会マネジメントセンター
心にたまった不安やイライラを、書くことで静かに手放すノート型実践書。心理学とマインドフルネスを組み合わせた構成で、感情整理が苦手な人にもやさしく寄り添ってくれます。
『ゆるストイック ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考』佐藤航陽/ダイヤモンド社
頑張りすぎず、流されず。そんな“ちょうどいい軸”を持つための現代思想書。欲望や不安にとらわれず、自分の内側と静かにつながる方法が、哲学的かつ実践的に語られています。
『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』渡邊愛子/フォレスト出版
私も瞑想を毎日の習慣にしていますが、この本は人生の質を高める「脳と心のクリーニング」として、瞑想を紹介。科学的根拠と実践法がバランスよく紹介されており、初心者にも理解しやすい構成になっています。
『呼吸の本』加藤俊朗、谷川俊太郎/サンガ
呼吸ひとつで、心も体も整う。呼吸法の第一人者が語る「生き方としての呼吸」は、感情や思考をリセットしたいときに深く響きます。立ち止まりたい人におすすめの1冊です。
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』グレッグ・マキューン/かんき出版
やるべきことが多すぎて疲れている人へ。“最小の努力で最大の成果”を出すために、選び取る力を養う思考法を紹介。仕事にも日常にも効く、シンプルで本質的な一冊です。
選んだ6冊は、自分の本音に気づき、ゆるく整えて生きるヒントが詰まっています。心や思考がモヤつくとき、何かをがんばりすぎているとき。静かに立ち止まり、自分にやさしくなれる本たちです。気になる1冊から、ぜひ手に取ってみてくださいね。
2025年6月1日 更新