書店員のおすすめー2026年6月
三省堂書店で仕入を担当する書店員が毎月のおすすめをご紹介。
膨大な出版物の中から、今おすすめの一冊を選ぶ——。
三省堂書店で仕入を担当する書店員が、毎月のおすすめ本をご紹介します。話題の新刊はもちろん、埋もれた名作や季節にぴったりの一冊など、選書の視点は“売場の最前線”ならでは。
日々の暮らしに寄り添い、ちょっと豊かにしてくれる本との出会いを、どうぞお楽しみください。
『最短で最大の成果を上げる AIアウトプットの全技法』上岡正明/アスコム
デジタルマーケティングのコンサルティング会社の経営者にして放送作家としての仕事にも携わり、と、マルチな活躍をする著者の新刊です。とにかくアウトプットを出すためにはどうするのか、という観点からのAIの利用の仕方について語り尽くします。AIの初歩から説明してくれるので初心者からおすすめできる1冊です。
『毎月新聞』佐藤雅彦/中央公論新社
ピタゴラスイッチやだんご3兄弟の生みの親、佐藤雅彦さんが1998年から2002年の間に毎日新聞で連載していたコラムをまとめたものです。日常の中で「アレ?」と思った出来事や疑問を、自身の頭で考え、整理し、言語化する。その繰り返しが著者独自のクリエイトの元になっています。アイディアや閃きのコツを知りたい、というビジネスパーソンの方々が多く手に取っています。
プレイバック書店員のおすすめ 2016年6月
懐かしいあの本・今も人気のあの本。
過去のおすすめも出会ったときが新刊です。
『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』瀧靖之/文響社
これまでの常識を次々に覆していく新発見が続いている脳科学。ついに「ぐんぐん伸びる」子を育てるコツも脳科学的に解明できた、とのこと。賢く育つための3つの秘密道具、生活習慣、親の役割など、これまで16万人もの脳画像を見てきた著者がわかりやすく解説します。
『結局、「1%に集中できる人」がすべてを変えられる』藤由達藏/青春出版社
1年前の前作『結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる』が大ヒットした著者の待望の第二弾が登場です。今回も著者の主張はとにかくシンプルです。「1%の重要なことに集中しなさい」これに尽きます!どうしてそれが重要なのか、また、一見簡単そうに見えて実行するのは難しいもの。どうしたら徹底できるのかそのコツも詳しく解説します。
『私の少年 1』高野ひと深/双葉社
デビュー作ではないけどほぼ新人作家さん。ここまで描けるって、すごいです!
30歳の聡子が夜の公園で出会った12歳の美しい少年。はっきりとは描かれていないけれど、少年をとりまく環境が残酷なことが感じとれます。聡子自身も決して満たされた状況ではなく、偶然出会った二人の関係がこれからどうなっていくのか・・・。2巻が待ち遠しい。
(2020年に発売の9巻にて完結)
2026年6月10日 更新