ピックアップ

「本の街」からオススメの人文書を発信【Part13】

人文学とは「人間とは何かを探求する学問」で、私たちを知的で教養ある人間へ成長させてくれます。多くの古書店や新刊書店、出版社が集まる神田神保町には様々な人文書が集まります。世界に誇る「本の街」からオススメの人文書を発信するのが「本の街 神田神保町発!人文書 自信のオススメ」レーベルです。

『ポール・ロワイヤル論理学』アントワーヌ・アルノー(著)、ピエール・ニコル(著)、山田弘明(訳)、小沢明也(訳)/法政大学出版局

17世紀のジャンセニズムの拠点として著名なポール・ロワイヤル修道院。その学校でアルノーとニコルが執筆した本書は、デカルトやパスカルの最新哲学を取り入れた論理学の教科書であり、現代までフランス人の思考方法の規範となった古典である。リセや大学で使用され、翻訳を通じて広く西洋知識界に浸透し、フーコー『言葉と物』でも扱われた著名なテクストを、1683年の第5版からついに全訳。

ポール・ロワイヤル論理学

アントワーヌ・アルノー(著),ピエール・ニコル(著),山田弘明(訳),小沢明也(訳)

法政大学出版局

ISBN: 9784588151200

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『文系のための統計学入門[第2版]』河口洋行/日本評論社

『名画のドレス』内村理奈/平凡社

フリルやレースなど姫たちの装いの秘史を辿る。花飾りや真珠、扇からわかる18~19世紀の楽しい項目別の服飾史。宮廷画家たちが超絶技巧の限りを尽くして描いた凄さは圧巻。見開きに拡大した刺繡など、見ごたえ十分のオールカラー。衣裳を知れば、絵画鑑賞はもっと楽しい!

名画のドレス 拡大でみる60の服飾小事典

内村理奈

平凡社

ISBN: 9784582620726

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『中国料理の世界史』岩間一弘/慶應義塾大学出版会

『寝るまえ5分のパスカル「パンセ」入門』アントワーヌ・コンパニョン(著),広田昌義(訳),北原ルミ(訳)/白水社

優れた数学者、物理学者、また哲学者にして神学者でもあったブレーズ・パスカル(1623年―1662年)。彼は人間と信仰について思索を重ね、未完の断章を大量に残してわずか三十九歳でこの世を去った。のちに『パンセ』というタイトルでまとめられた主著は、「考える葦」「賭け」「クレオパトラの鼻」など、忘れがたい名句やイメージに溢れ、世界中で読み継がれて今日に至る。本書は、そんなフランス屈指の名文家パスカルの選りすぐりの断章(パンセ)を、フランス文学界最高の案内人が豊富かつ巧みに紹介しながら、その思想の真髄に迫る刺激的なエッセイ。好評を博した毎日5分の人気ラジオ番組が元となっている。本格派でありながら広く開かれたテクストが、最良の研究者・翻訳者を得て、いま日本の読者に届けられる。

寝るまえ5分のパスカル「パンセ」入門

アントワーヌ・コンパニョン(著),広田昌義(訳),北原ルミ(訳)

白水社

ISBN: 9784560089101

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『ポール・ロワイヤル論理学』アントワーヌ・アルノー、ピエール・ニコル/法政大学出版局

『文系のための統計学入門[第2版]』河口洋行/日本評論社

大学1・2年生や数学に苦手意識を持つ社会人を対象にした、「グラフ」による統計学の入門書。数式を使わずに、統計学の本質を理解できる。

文系のための統計学入門[第2版] データサイエンスの基礎

河口洋行

日本評論社

ISBN: 9784535541023

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『リスク、不確実性、利潤』フランク・H・ナイト/筑摩書房

『言語学バーリ・トゥード』川添愛/東京大学出版会

ラッシャー木村の「こんばんは」に,なぜファンはズッコケたのか.ユーミンの名曲を,なぜ「恋人はサンタクロース」と勘違いしてしまうのか.日常にある言語学の話題を,ユーモアあふれる巧みな文章で綴る.著者の新たな境地,抱腹絶倒必至!

言語学バーリ・トゥード

川添愛

東京大学出版会

ISBN: 9784130841016

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『意識はどこから生まれてくるのか』マーク・ソームズ(著)、岸本寛史、佐渡忠洋(訳)/青土社

『リスク、不確実性、利潤』フランク・H・ナイト(著)、桂木隆夫(訳)、佐藤方宣(訳)、太子堂正称(訳)/筑摩書房

シカゴ学派の始祖として活躍し、20世紀の社会科学に大きな影響を与えた経済学者フランク・H・ナイト(1885‐1972)。自由主義と市場経済を擁護しつつ、自由放任を是とする新自由主義を批判した。本書でナイトは、「リスク」と「不確実性」を峻別し、現実の経済に存在する「不確実性」こそが企業経営における利潤の源泉であると説明する。資本主義の原理を追究し、企業経営の本質に迫り、営利の源泉を喝破した主著にして名著を新訳で刊行。充実した巻末索引も付載。

リスク、不確実性、利潤

フランク・H・ナイト(著),桂木隆夫(訳),佐藤方宣(訳),太子堂正称(訳)

筑摩書房

ISBN: 9784480867339

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『20世紀のグローバル・ヒストリー』北村厚/ミネルヴァ書房

『マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル』今井しょうこ(著)、植田真(監修)/創元社

ある日のこと、ハローワークで見つけた遺跡発掘調査事務所の求人。考古学のことはわからないけれど、なんだか面白そうだなと思い始めた遺跡発掘の仕事にどんどんはまっていった著者が、得意なマンガでその一見地味だけど奥深い仕事の内容を楽しく深掘りし紹介する、初めての発掘ワーク・マニュアル。表面の土をはぐところからはじめ、近世から縄文まで、深く掘り下げるごとに変わる、特徴的な出土品も紹介、考古学の基礎も学べる。

マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル

今井しょうこ(著),植田真(監修)

創元社

ISBN: 9784422201665

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『日本の歴史をよみなおす』網野善彦/筑摩書房

『意識はどこから生まれてくるのか』マーク・ソームズ(著)、岸本寛史、佐渡忠洋(訳)/青土社

エリック・カンデル氏、ダニエル・デネット氏推薦!意識はどこから生まれてくるのだろうか。現在の神経科学が前提としている「意識は大脳皮質から生まれる」という前提が誤っていることを指摘し、客観的な研究と臨床からの主観的な報告の両方を対等に尊重していくという方法論によって、意識がどこから生まれてくるのかをという難問に挑む。神経心理学者であり、精神分析家でのある著者が、これまでの自身の研究の歩みをまとめながら、意識の謎を解明した注目の書。

意識はどこから生まれてくるのか

マーク・ソームズ(著),岸本寛史,佐渡忠洋(訳)

青土社

ISBN: 9784791773961

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『ジェンダーと脳』ダフナ・ジョエル/紀伊國屋書店

『セラピストのための子どもの発達ガイドブック』ディー・C・レイ(編著)、小川裕美子(監訳)、湯野貴子(監訳)、子どものプレイセラピー研究会(訳)/誠信書房

保護者等から頻繁に問いかけられる言葉「この子は“ふつう”でしょうか?」。臨床家は、その子の問題とされている所が、年齢相応の成長過程の中で起こりうるものか、支援が必要なSOSのサインなのかを見極め、適切に介入することが求められる。各年齢ごとの発達を、脳や身体、性、認知、情緒、アイデンティティなど、多角的な側面から解説した本書は、成長する子どもの全体像を把握し、この適切な介入をするための指針となる。年齢ごとの発達の特徴や関わり方のコツ、支援を求める必要がある場合の目安などをまとめたハンドアウト資料付き。

セラピストのための子どもの発達ガイドブック 0歳から12歳まで 年齢別の理解と心理的アプローチ

ディー・C・レイ(編著),小川裕美子(監訳),湯野貴子(監訳),子どものプレイセラピー研究会(訳)

誠信書房

ISBN: 9784414414790

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『地球で暮らすきみたちに知ってほしい50のこと』ラース・ヘンリク・オーゴード/晶文社

『地球で暮らすきみたちに知ってほしい50のこと』ラース・ヘンリク・オーゴード(著)、枇谷玲子(訳)/晶文社

宇宙にちらばる星の数、地球の海や山はどうやってできたのか、絶滅したり、今も生きているいろんな動物のこと、人間の発明や社会の問題、お金持ちや有名人になりたいと思っているきみ自身の人生についてまで、50の疑問に答える。いまの世界を知ることで、これからめざす未来が見えてくる。SDGsの理解を深め、考え、行動する力を手に入れよう。

地球で暮らすきみたちに知ってほしい50のこと

ラース・ヘンリク・オーゴード(著),枇谷玲子(訳)

晶文社

ISBN: 9784794972491

■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『白球の「物語」を巡る旅』増淵敏之/大月書店

2026年10月21日 更新

記事をシェアする