書店員のおすすめー2026年3月
三省堂書店で仕入を担当する書店員が毎月のおすすめをご紹介。
膨大な出版物の中から、今おすすめの一冊を選ぶ——。
三省堂書店で仕入を担当する書店員が、毎月のおすすめ本をご紹介します。話題の新刊はもちろん、埋もれた名作や季節にぴったりの一冊など、選書の視点は“売場の最前線”ならでは。
日々の暮らしに寄り添い、ちょっと豊かにしてくれる本との出会いを、どうぞお楽しみください。
『「説明」がうまい人がいつも頭においていること』犬塚壮志/サンマーク出版
企業研修や大学講義で多くの社会人を指導してきた著者が、説明の技術をわかりやすく体系化した“説明のコツをまとめた実践ガイド”。説明の土台を押さえ、相手の関心を引く視点をみつけ、内容を整理して、実践シーン別の使い分けを解説します。説明の質を底上げしたいビジネスパーソンに手に取ってほしい一冊です。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』上・下 アンディ・ウィアー/早川書房
今大注目のSF小説です。地球を滅亡から救うべく宇宙へ飛び立った男は、ただ一人人類を救うミッションに挑む!これだけ聞くとよくあるヒーロー小説のようですが、主人公は中学の科学教師。科学の知恵と友情で絶望を突破していく宇宙サバイバルは、今までになく新鮮です。SFが好きな人にも、あまり読んでこなかった人にもオススメです。
プレイバック書店員のおすすめ 2016年3月
懐かしいあの本・今も人気のあの本。
過去のおすすめも出会ったときが新刊です。
『これだけで、ラクうまごはん』瀬尾幸子/新星出版社
瀬尾幸子さんの大好評“ラクうま”シリーズ第4弾が発売中です。難しい料理ではないのに、とても大きく見やすく丁寧に料理のコツが書いてあります。そしてどれも簡単なのにおいしそう。瀬尾さんの「がんばらないから、くたびれない。家のごはんは、そうでなくっちゃ。」これが家庭料理の醍醐味です。
『マンモスのつくりかた 』ベス・シャピロ(著)、宇丹貴代実(訳)/筑摩書房
絶滅した生物を今日の技術で蘇らせることはできないか?マンモスは永久凍土から冷凍標本が見つかっている。クローン技術を駆使すれば復活させることができるのではないか?そしてそれを野に放つことの生態系への影響は?古生物DNA研究の第一人者がマンモス復活の現実味と問題点について熱く答えます。
『物欲なき世界』菅付雅信/平凡社
なぜ人々はモノを買わなくなったのか?体験的な消費に人々の関心が移っているのか?消費欲が低下する先進国のこれからの経済と社会のあり方をリサーチし、資本主義の先にある来るべき世界を浮かび上がらせる1冊。
2026年3月10日 更新