書店員のおすすめー2026年4月
三省堂書店で仕入を担当する書店員が毎月のおすすめをご紹介。
膨大な出版物の中から、今おすすめの一冊を選ぶ——。
三省堂書店で仕入を担当する書店員が、毎月のおすすめ本をご紹介します。話題の新刊はもちろん、埋もれた名作や季節にぴったりの一冊など、選書の視点は“売場の最前線”ならでは。
日々の暮らしに寄り添い、ちょっと豊かにしてくれる本との出会いを、どうぞお楽しみください。
『筋肉が全て』ガブリエル・ライオン(著)、御立英史(訳)/ダイヤモンド社
筋肉中心の医学を追求する医師として活躍する著者が提唱する健康の新常識。「筋肉こそが人生を左右する」という主張を科学的根拠とともに示します。ビジネスパーソンがビジネススキルを身につけるように、筋肉の重要性を学べます。体だけでなく思考やメンタルにも変化をもたらす、これからの健康づくりの指針となる一冊です。
『短歌ください 明日でイエスは2010才篇』穂村弘/KADOKAWA
雑誌「ダ・ヴィンチ」での短歌の読者投稿コーナーの書籍化2冊目です。日常の景色や一瞬の感情を瑞々しい言葉で表現した短歌に、人気歌人・穂村弘さんの愛ある講評が、若い歌詠み達への応援のようですてきです。ここから本を出すプロ歌人も生まれています。今日からの日常風景の見え方を鮮やかに変えてくれる一冊です。
※書籍は現在6巻目まで刊行。『短歌ください』『短歌ください 君の抜け殻篇』『短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇』『短歌ください 海の家でオセロ篇』
プレイバック書店員のおすすめ 2016年4月
懐かしいあの本・今も人気のあの本。
過去のおすすめも出会ったときが新刊です。
『ゴールデンカムイ 1』野田サトル/集英社
祝!マンガ大賞2016大賞受賞作!日露戦争で不死身と謳われた主人公が北海道を舞台に埋蔵金探しに繰り出す。この『ゴールデンカムイ』は、“ロマン”である埋蔵金、北海道の先住民“アイヌの文化”、登場する人物から“歴史”、そして“食”、色々な要素から楽しめるマンガです。北海道の広大な大地で主人公は埋蔵金を見つけることができるのか、そして生き残る事ができるのか。今年読むべきマンガをおすすめ致します!!
『ちはやふる(1)』末次由紀/講談社
広瀬すずさんの等身大の演技で話題となり、多くの感動を誘っています。競技かるたを通して結ばれていく友情、絆、ライバル、そして恋。まぶしいぐらいの青春を是非お楽しみ下さい。原作は30巻を超えてしまい、中々手が出せないかもしれませんが、読み出したら止まりません。映画を楽しんだ後に、または楽しむ前に、おすすめ致します。
『組織の掟』佐藤優/新潮社
組織には法律とは別の「掟」がある、と著者は言います。「組織の掟」は物理の法則と同じだ。地球上のどの組織にも必ず掟は存在し、裏で組織を動かしている。また、嫌な仕事は、万有引力の通り、下に落ちてくる。だが、この掟をマスターすることが組織の中で生き残るコツだ、と論じます。本書では組織で生き抜くための技術を8つのカテゴリーに分けて、佐藤さんの実体験をたっぷり盛り込んで解説しています。
2026年4月10日 更新