







「本の街」からオススメの人文書を発信
人文学とは「人間とは何かを探求する学問」で、私たちを知的で教養ある人間へ成長させてくれます。多くの古書店や新刊書店、出版社が集まる神田神保町には様々な人文書が集まります。世界に誇る「本の街」からオススメの人文書を発信するのが「本の街 神田神保町発!人文書 自信のオススメ」レーベルです。
『生きつづける民家』中村琢巳/吉川弘文館
農家・町家など庶民の住宅である民家は、どのようにして百年以上にわたって受け継がれ、現代まで残されてきたのか。メンテナンスを繰り返し、解体されても部材がリサイクルされる日本の民家の特性を解き明かす。間取りや構造、自然素材、伝統技術などからも、無形の文化を継承しながら生きつづけてきた民家の秘められた価値を見つめなおす。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『新版 昭和史 戦前編 1926−1945』半藤一利/平凡社
『新版 昭和史 戦後編 1945−1989』半藤一利/平凡社
『 よくわかる哲学・思想』納富信留/ミネルヴァ書房
古代から現代までの哲学の流れ、近代日本の哲学、哲学の基本主題などを網羅した入門書の決定版。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『日本のお弁当文化』権代美重子/法政大学出版局
だれもが愛する独特のお弁当文化を、器や食の作法の伝統にも注目しながら語り下ろした初の書。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『積み重なる差別と貧困』金耿昊/法政大学出版局
在日朝鮮人と生活保護の問題は、戦後日本における排外主義の標的となってきた。はたしてそれは「不適正」な「特権」なのだろうか。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『シモーヌ・ヴェイユ』フロランス・ド・リュシー、神谷幹夫 (訳)/白水社
わずか34年の生涯を通じておのれ自身と世界を理解しようとし、神的思惟を試みたシモーヌ・ヴェイユ。その人生と魂の遍歴を描く。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『寝るまえ5分のパスカル』アントワーヌ・コンパニョン/白水社
『道は開ける 文庫版』D・カーネギー 、香山 晶( 訳)/創元社
『人を動かす』と並ぶカーネギーの二大名著。人が生きていく上で誰もが直面する「悩み」の原因を客観的に自己分析し、心の持ちようや習慣を改め、心身の疲れを取り除く等の方法で具体的かつ実践的に解き明かす。苦悩するすべての人を心の闇から救いだし、行動と自己変革への勇気を与え、新しい人生を切り開くための座右の書。1944年の初版刊行以来、時代に合わなくなった部分を修正するなど、折々に改訂が施されてきた現行の公式版。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『大阪城』北川央(監)/創元社
大阪城には、1400年もの歴史が折り重なっている。難波宮、本願寺の前史から、豊臣期、徳川期、市民の手で復興した現在の三代目天守閣まで、数奇な歴史に彩られた城下町大阪の見どころを徹底解説。現地写真のほか古地図や絵図、地形図を駆使して歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第1弾。作家・有栖川有栖氏の巻頭インタビューも収載。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
「町あかりの『男はつらいよ』全作品ガイド」 町あかり/青土社
『男はつらいよ』全50作品を昭和歌謡をこよなく愛する女性シンガーがその魅力を書き下ろす!「2011年に寅さんがいたら東北を訪れるのかな。2020年のコロナ禍も、寅さんはなんて言ってみんなを励ますだろう。これからも、たとえどんなことが起きても、四角いトランクを持った寅さんが笑顔で現れてくれるような、そんなことを妄想するのです。(本文より)」。前著「町あかりの昭和歌謡曲ガイド」で昭和の名曲の数々をリアルタイム世代にも後追い世代にも紹介し各所でで話題になった著者が、こんどは国民的映画を独自の目線で紹介する。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『ビッグ・ゴッド』アラ・ノレンザヤン、藤井修平(監訳)、松島公望(監訳)、荒川歩(監訳)/誠信書房
人類が1万2千年前に、狩猟・採集社会から大規模な農耕社会へ急速に変化することができたのはなぜか。この大きな問いに、人々を監視し罰する「ビッグ・ゴッド」の信仰の広がりが、社会の拡大に寄与したという説を提示することによって解答を試みる。宗教学や心理学の代表的な学術雑誌が多数のレビューを寄せ、本書の説を検証する論文が『ネイチャー』誌に掲載されるなど、大きな注目を集めた書の待望の翻訳。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『給料はあなたの価値なのか』ジェイク・ローゼンフェルド/みすず書房
『絶滅へようこそ』稲垣諭/晶文社
人間の視点を越えた視座、億年単位の宇宙を問題とする(当然すでに人類などというものもいない)、ある種「至高的な空間」から、「絶滅」を考えたとき見えてくるものとは。荒川修作の思想を系譜する気鋭の哲学者が「総合知としての哲学」を武器に、人類の未来を探究する。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
2025年7月25日 更新