書店員のおすすめー2026年1月
三省堂書店で仕入を担当する書店員が毎月のおすすめをご紹介。
膨大な出版物の中から、今おすすめの一冊を選ぶ——。
三省堂書店で仕入を担当する書店員が、毎月のおすすめ本をご紹介します。話題の新刊はもちろん、埋もれた名作や季節にぴったりの一冊など、選書の視点は“売場の最前線”ならでは。
日々の暮らしに寄り添い、ちょっと豊かにしてくれる本との出会いを、どうぞお楽しみください。
『やりたいことが見つかる世界の果てのカフェ』ジョン・ストレルキー / ダイヤモンド社
仕事や人生の目的を考え直すための問いを小説仕立てで提示するビジネス書。不思議なカフェでの対話を通じ、成果や効率を追い求める日常から一歩引き、働き方や価値観を整理し直すきっかけを与えてくれます。世界中で今まさに読まれているベストセラーで、多忙なビジネスパーソンに静かな気づきをもたらす一冊です。
『俺たちの箱根駅伝』上・下 池井戸潤 / 文藝春秋
お正月の風物詩、箱根駅伝。今年も手に汗握る展開で感動を呼びました。箱根駅伝の主役は学生ランナーたちですが、その裏にはそれを支える多くの関係者やTV中継スタッフがいます。数々の名作を生み出した池井戸潤による、箱根駅伝を愛する人々の汗と情熱の物語です。
プレイバック書店員のおすすめ 2016年1月
懐かしいあの本・今も人気のあの本。
過去のおすすめも出会ったときが新刊です。
『ギリシア人の物語Ⅰ』塩野七生/新潮社
古代ギリシアの世界を読み解くシリーズが始まった。
ギリシアは思想・政治ともに、すべての「祖」ともいえる。そんな古代ギリシアを塩野七生さんが紐解いていく。「ローマ人の物語」の時もそうであったが、年末年始の楽しみがこの塩野さんの歴史物語シリーズである。この年末年始もその楽しみが続いたことが、とても嬉しく、今後の続巻が楽しみなシリーズである。
※こちらの書籍は現在文庫版が出版されております。
『ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―〔文庫版〕』塩野七生/新潮社
『部屋は自分の心を映す鏡でした。』伊藤勇司/日本文芸社
部屋とこころの悩みは密接につながっている?キレイな部屋が良い、汚い部屋が悪いという見方ではなく、なぜそうなってしまうのかを考えるとどうしてもその部屋の持ち主の心理状態というのが大きく影響をしているようです。カラーページとイラストでわかり易く解説されています。「今年こそはスッキリ暮らしたい!」と思っている方、自分の考え方のくせなどを見直すきっかけにもなりそうです。
※こちらの書籍は現在改訂版が出版されております。
『改訂版 部屋は自分の心を映す鏡でした。』伊藤勇司/日本文芸社
『統計力クイズ』涌井良幸/実務教育出版
「友達の7割が持っているから買って」と言われたらどうしますか?「宝くじは買えば買うほど損をする」信じられますか?統計データから何が読み取れるか、問題1ページ、解説1ページで読みやすく書かれています。
2026年1月9日 更新