「本の街」からオススメの人文書を発信【Part7】
人文学とは「人間とは何かを探求する学問」で、私たちを知的で教養ある人間へ成長させてくれます。多くの古書店や新刊書店、出版社が集まる神田神保町には様々な人文書が集まります。世界に誇る「本の街」からオススメの人文書を発信するのが「本の街 神田神保町発!人文書 自信のオススメ」レーベルです。
『江戸の女性たちはどうしてましたか?』春画ール/晶文社
「江戸期はみな性愛におおらかで情愛に満ちていた」――なんてことはなかった!当時の生理用品を再現し、謎のお香を調合、御呪いも試してみたり……今も昔も変わらない「性愛の悩み」を春画と性典物(当時の性愛マニュアル)に探る!
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『ここまで変わった日本史教科書』高橋秀樹/吉川弘文館
『フルートと脳のおはなし』鈴木則宏/春秋社
ヒトはなぜフルートが吹けるのか? 音が聞こえるしくみ、「美しい」と感じるメカニズム、初見や暗譜のしかた、緊張による震えや汗、アンブシュア、呼吸、姿勢のコントロール、さらにはストレスやアレルギーにいたるまで、音楽家なら知っておきたい脳と神経にまつわるさまざまなトピックを、脳機能を専門とする神経内科医でフルートも巧みに操る著者がわかりやすく解説。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『夢を見るとき脳は』アントニオ・ザドラ/紀伊國屋書店
『ケアの倫理と共感』マイケル・スロート(著)、早川正祐・松田一郎(訳)
ギリガンやノディングズが立ち上げたケアの倫理を、道徳を包括的に説明しうる規範理論として提示。感情主義的な徳倫理学の提唱によって現代倫理学に新たな道を拓いたスロートが、本書では「成熟した共感」という観点を掘り下げることでケアの倫理を義務論や功利主義と並び立つ規範倫理学として展開。発達心理学に依拠しつつ共感概念を洗練させ、人間の情緒や関係性に根ざした道徳理解から行為や制度の正/不正、自律と尊重を論じる。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『セラピストのための子どもの発達ガイドブック』ディー・C.レイ/誠信書房
『女性たちのフランス革命』クリスティーヌ・ル・ボゼック(著)、藤原翔太(訳)/慶應義塾大学出版会
パンと武器のために立ち上がれ!「自由・平等・友愛」の社会を目指したフランス革命は女性たちにとって何を意味したのか。政治に覚醒した市井の女性たちの「リアル」を明らかにする。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『コード・ガールズ』ライザ・マンディ/みすず書房
『消費社会の神話と構造 (新装版)』ボードリヤール,ジャン(著)、今村仁司・塚原史(訳)/紀伊國屋書店
他人との差異を示すためのファッション、インテリア、自動車からメディア、教養、娯楽、余暇、美しさ・健康への強迫観念、セックス、疲労、暴力・非暴力まで――すべては消費される「記号」にすぎない。1970年にいち早く「消費社会」という概念を提示し時代を拓いた古典的名著。原書初版から写真家としても著名なボードリヤール自身による写真2点を追加した新装版!
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『リスク、不確実性、利潤』フランク・H・ナイト/筑摩書房
『メディアリテラシーを学ぶ』坂本旬/大月書店
フェイクニュースが蔓延するなかで、メディアリテラシー教育が世界的に注目されている。国連・ユネスコが進める最先端の理論と運動はじめ、ソーシャルメディアがグローバル化した時代に必要な基礎的知識と考え方を示す。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『最後通牒ゲームの謎』小林佳世子/日本評論社
『北条氏と三浦氏』高橋秀樹/吉川弘文館
源氏・北条氏から鎌倉府・上杉氏をへて、小田原北条氏とつながる四〇〇年。対立軸で読みとく新シリーズ「対決の東国史」(全7巻)刊行開始! 有力御家人を次々と排斥した北条氏と、その唯一のライバル三浦氏、という通説は正しいのか。両者の武士団としての存在形態に留意し、『吾妻鏡』の記述を相対化する視点から検証。両氏の役割と関係に新見解を提示する。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『六波羅探題』森幸夫/吉川弘文館
『論点・東洋史学』吉澤誠一郎/ミネルヴァ書房
大好評だった『論点・西洋史学』の姉妹編がついに刊行!!「東洋史」を広義でとらえ、おおむねアフロ・ユーラシアの全体から西洋を除いた地域を対象に、これまでの研究者たちが重要と考えてその歴史的意味をめぐり強い関心を向け、ときに論争の焦点としてきたような概念や説明法――すなわち「論点」だけを集めたテキストです。各項目は〈背景〉〈論点〉〈探究のポイント〉の三パートから構成され、語句説明やクロスリファレンスも充実。歴史研究の面白さを体感できる待望の書!
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『20世紀のグローバル・ヒストリー』北村厚/ミネルヴァ書房
『がんは裏切る細胞である』アシーナ・アクティピス(著)、梶山あゆみ(訳)
無軌道に見えるがん細胞のふるまいも、進化という観点から見れば理に適っている。がんの根絶を目指すのではない、がん細胞を「手なずける」という新しいパラダイムについて、進化生物学は原理的な理解をもたらす。がんの発生は、ほとんどの多細胞生物に見られる根源的な現象だ。様々な個別の分野で蓄積されてきたがんの理解全体に対して、進化生物学はそれらをより基盤的なレベルで支える観点を提供していくことになるだろう。
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『夢を見るとき脳は』アントニオ・ザドラ/紀伊國屋書店
『演技と演出のレッスン』鴻上尚史/白水社
大好評ロングセラー『発声と身体のレッスン—-魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために』の続編! アマチュアからプロまで、表現力を豊かにするための、演技のバイブルついに登場。映画監督・堤幸彦さん推薦!
■こちらの本をご覧になった方へのおすすめ
『名画のドレス』内村理奈/平凡社
2026年4月3日 更新